義務ダンスTIME

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宇多田ヒカル – 誓い

youtu.be

「初恋」はアルバムを通して、過去現在未来を行ったり来たりできるような歌詞になっている。

 

シンプルな歌詞について解釈を述べるなど蛇足かもしれないが、この曲 誓い 結婚(離婚)について歌っている。(ものと思われる)

 

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運命なんて知らない
けどこの際
存在を認めざるを得ない

本当にこんな私でもいいの
ねえいいの
あんまり期待させないでほしいよ

今日という日は嘘偽りのない
永遠の誓い日和だよ
綺麗な花も証人もいらない
同じ色の指輪をしよう

まずは出会いから始まる。運命を感じてしまうほどの相手に出会ってしまう。

私とは不釣り合いなくらいなそのお相手からプロポーズされてしまう。

そして、結婚式当日、他には何もいらないほど喜びの絶頂のようだ。

 

ここから展開が変わる。幾ばくかの時は過ぎ…

悔しくて仕方がない
ダサいくらいしがみついたまま
眠りたい 毎日

悔しい?宇多田ヒカル常套手段、突然のネガティブワードで何だなんだと惹きつけられる。

どうやら格上の相手とうまく行っていないようだ。

私の思いは募り、相手の思いは離れていくばかり。

そんな状況が悔しくて、それでもダサくても、離れられないのであろう。。

 

 

約束はもうしない
そんなの誰かを喜ばすためのもの

今言うことは受け売りなんかじゃない
約束でもない 誓いだよ
嘘つきだった僕には戻れない
朝日色の指輪にしよう

胸の高鳴りを重ねて踊ろうよ
今を生きることを祝おうよ

 

ここには僕という登場人物が出てくることから、相手目線での結婚時の描写だろうか。

嘘つきだった僕、となにか匂わせるが。

今までの約束なんてレベルじゃなく今回は誓いだぞということか。

 

 

 

たまに堪えられなくなる涙に
これと言って深い意味はない

不意に溢れてしまう涙。だいぶヤバイ。追い詰められてますね精神。


ただ昔を突然思い出し(ああ泣きたい)
開かれたドアから差し込む光

昔は幸せだったなあ、と過去の自分たちと比較してしまうのだろうか。出て行ってしまったのだろうか。


これからもずっと側にいたい
選択肢なんてもうとっくにない

まだ気持ちはあるけど、もう離婚するしかないのか。

 

今日という日は過去前例のない
僕たちの誓い日和だよ
綺麗な花も証人もいらない
同じ色の指輪をしよう

Kiss me once, kiss me twice
一度じゃ足りない
Kiss me once, kiss me twice
あなたを下さい

Kiss me once, kiss me twice
Kiss me three times
お願い
Kiss me once, kiss me twice
あなたを下さい

日の昇る音を肩並べて聞こうよ
共に生きることを誓おうよ

 結婚当時の盛り上がっている状況を、離婚したあとに幸せだったと振り返っているのかもしれない。

 

軽みと重み、暖かさと冷たさがしなやかに折り重なった、さすがの手腕。

 

 宇多田「1人のリスナーが私と対等な立場で私の音楽をヘッドホンで部屋で1人で聴いてるみたいなイメージしかできないんですだから時代性とかじゃなくて、いまこの瞬間でもいいし、50年後の誰かでもいいし、50年前の誰かでもいいと思っているんだと思います」/『SONGS』